空間滅菌用エーステスト　バイオロジカルインジケーター

販売価格（税抜）: ¥38,000～72,000

過酸化水素用と二酸化塩素用のエーステストはアイソレーター内部の滅菌、病院室内や製薬工場などの空間の殺菌用のバイオロジカルインジケーターです。空間の殺菌は圧力が低いため、菌種を塗布したストリップが滅菌パックに入っています。培地は別の容器に入っているため殺菌終了後、滅菌パックの中のストリップをクリーンベンチ内で取り出し、培地の中に入れてインキュベーションします。ホルマリン燻蒸にも使用できます。

[特長]

■無菌操作を必要とせず簡単に培養が出来ます。
■24時間、48時間培養で、信頼度の高い滅菌効果を確認できます。
■18ヶ月間保証の芽胞数が十分に保持されています。
■培地が付属しているため自分で準備する手間が省けます。

[使用方法]

■滅菌する空間にエーステストをセットし滅菌します。培地と一体になっていませんので、滅菌パックに入った芽胞菌担体のみをセットします。
■滅菌終了後、クリーンベンチ内で芽胞キャリアを取り出し培地に入れます。
■ろ紙に培地が完全に浸漬している事を確認し、過酸化水素殺菌用は55～60℃で24時間、二酸化塩素殺菌用は30～37℃で48時間培養し、培地の色の変化を調べます。
■滅菌が完全に行われた場合、培地の色は変わりませんが、滅菌が不完全な場合は培地の色が黄色に変わります。

[仕様]

●過酸化水素殺菌用(1×10^5以上)、培地の変化：紫→黄、指数菌：ATCC7953
●二酸化塩素殺菌用(1×10^6以上)、培地の変化：赤→黄、指数菌：ATCC9372
●ホルマリン燻蒸用(1×10^6以上)、培地の変化：赤→黄、指数菌：ATCC9372

[効果判定]

培養の結果滅菌が不完全な場合、指標菌が繁殖し酸を生成することにより、
培地の色を黄色に変化させます。
滅菌が完全な場合は、菌の繁殖が起こらないため、色調が変化しません。